A食生活の実践健康管理法

多くの方の食生活の現状は、肉・牛乳・菓子パン・チーズ・バター等
の欧米食に傾いていると言われ、多くの方が認める所です。そのため、
塩、味噌、醤油、胡椒、植物性油、良質タンパク質、七味唐辛子、海草、
梅干等が足りなく、しかも甘い物や冷たいものを多く摂取し過ぎてしまう
傾向にあります。

 別の表現を使うと、生野菜、果物、そして砂糖の含有量が多い飲料水
等の体を冷やすもの、そして甘いもの、さらに加工食品類や動物性食品
等の取りすぎ担っているわけです。

健康食品の具体例
  1)民間療法の具体例

 ネギ味噌しょうが
 材料:お椀に味噌を大さじ2杯を入れ、長ネギのみじん切りを
大さじ1杯、しょうがをすりおろして、適量加える。さらに、納豆を
大さじ2杯ぐらいいれる。最後に熱湯を注いで、かき混ぜる。後は、
適度に薄めて飲用する。

 効用
体を暖め、病弱の方は風邪にかかりにくくなり、丈夫になる。
熱が高い時も良く効く。

(カリウム)系に傾いた人に向いています。
(カリ系に傾くとは、塩をあまり取らず、甘党。顔は青白く、物静か。
次のような症状をもっている:体が冷えて、肩こり、頭痛、意欲減退など)

 梅醤番茶

  材料:梅干、大きいものの半分を湯飲みの中で細かく砕く。醤油
(大さじ
2杯)を丁寧にのり状まで練りこむ。(約5分)少し番茶を注ぐ。
再び、良くかき混ぜる。最後に、湯呑み8分目まで番茶を注ぐ。
後は、適度に薄めて飲む。

 効用
体を暖め、病弱の方は、風邪を引きにくくなり丈夫になる。
やはり、上記の
ねぎ味噌しょうがと同じようにK(カリウム)系
に傾いた人に向いています。

(体が冷えて、肩こり、頭痛、意欲減退など)

ネギ味噌しょうがと梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)
を併用すると
なお一層効果がある。

 簡単にできる健康スープ
とろろ昆布とかつおぶしとしらすと長ネギと梅干半分を適度に、
茶碗に入れる。そして、醤油を適度に入れて、熱湯を注ぐ。
みそ汁がない時に簡単に作れるものです。

健康ごはん(白ご飯の欠陥を補うために)
 1)白ご飯にとろろ昆布とかつおぶしをかけて醤油をかける。
 2)白ご飯に塩:ごまが1:9のごま塩をかける。
 3)白ご飯に、小豆か大豆を入れ、一つまみの塩をを加える。

食べて欲しいものは、
 ごま塩、ごぼう、にんじん、大根、しょうがのような根のもの
ですが、ジャガイモ、サツマイモは塩を使って下さい。

ラッキョウ+味噌、きゅうり+味噌、
ぬか漬、するめいか、
煮干などがよい。ミネラル豊富な塩辛。シジミの味噌汁。
今は減塩が主流なため、この方法は塩分過剰といわれるでしょう。

 お奨めは、
肉野菜炒め(塩、胡椒、植物性油)
味噌ラーメン(こってりし過ぎた豚骨ラーメンは除く、
コレステロールが貯まります。)

体の調子が直るまでは、2〜3日に1回でも良いが、
直ったら10日に1回ぐらいにした方が良いです。

たぬき蕎麦(蕎麦は良質のタンパク質で、胚芽が入っている。
玄米に似ている。)

そばはお奨めの食品です。

食べて欲しくないもの
冷たいもの、果物(バナナ、スイカ、メロン)、生野菜は禁物。
野菜には塩コショウ、もしくは油を使用する。
砂糖系(パフェ類、砂糖の多いヨーグルト、ジュース、ビスケット類)


(参考までに)
ガム・ラムネ等は、砂糖の固まり。
ジュースには、砂糖が
15gから30g含まれている。
ちなみに、外食産業にある砂糖のステッキ袋は、
3
gから5g砂糖が入っています。
ですから、缶ジュース一缶には外食産業にある砂糖の
ステッキ袋が、
5から6袋入っているわけです。
そこに、ケーキやアイスクリームを食べれば、
どれほど多くの方が生涯に砂糖を大量に消費してい
るかが、ご理解できるかと思われます。

注意した方がいいこと
1)菓子類の原材料の中で、砂糖が1番目、
2番目、3番目に表示されているものは、避ける方がよい。


2
お酒ののみ過ぎ、長風呂も禁物。病弱な方は、
風呂は熱い湯に短時間はいる方がよい。

(酒、長風呂は、塩分やミネラルや油分が抜け過ぎてしまう。)

3 運動・仕事・風呂等の後、トマトジュースなど野菜ジュース、
酒・ビールは禁物。無論、砂糖の含有量が多い飲料水類は論外。
しかし、塩系を上手に活用したり、食後の一杯なら少しは良い。
空腹時は危険。

お奨めなこと
1) 風呂から出た直後に塩を体に塗りこむか、上記の梅醤番茶
等のミネラルが豊富な飲み物等を飲むのは良い。そして体操。
特に、ストッレチ体操や太極拳

2) 魚・豆(塩を少し効かせた枝豆、納豆、小豆、鰹節付豆腐)
中心のタンパク質をとる。いわゆる、納豆の臭いがしない、あまり
発酵させていない今日的な納豆は、
K(カリュウム) が強いので、
砂糖を消費したと同じ状態になるため、
醤油(
Na=ナトリュウム)が必要。

今後の予想

今は減塩が主流だが、
何れは減砂糖が言われるであろう